第六回
  • なぜなに? デート・ア・ライブ!

  • そんなこんなでここまでやってきたけど、ついに最終回。
    あっという間だったわね

  • ……この企画は一週間もなかったわけだから、
    実際にあっという間といえばあっという間ではあるね

  • まぁ、湿っぽいのは無しにして、さっと解説しちゃいましょう

  • ……そうだね。そんなわけで最終回こと第六回目はこれだ

  • 【AST(アンチ・スピリット・チーム)】
    陸上自衛隊の対精霊部隊。
    精霊を武力を以って殲滅することを目的とした特殊部隊。
    隊員は戦術顕現装置搭載ユニット――通称CR-ユニットという対精霊用戦闘装備を扱い、
    超常の力を使って戦うため、“現代の魔術師(ウィザード)”とも呼ばれている。
    ユニットの使用適正を持つ者はごく少数のため、未成年者も適正が認められれば、隊員として徴用される。

  • 毎度毎度、現れた精霊に攻撃を仕掛けるから迷惑極まりないのよね

  • ……そう言うな、琴里。彼らも大事なものを守るために必死なんだ

  • わかってるわよ、それくらい。でも、私たちのやっていることも大事なことでしょ

  • ……そうだね。とても大事なことだ

  • ええ。――と、用語解説はここまでよ。だいたいわかったかしら?

  • ……ん、復習には十分ではないかな?

  • それじゃ、お別れの挨拶して閉めちゃいましょう

  • ……お別れ、というのは少し違うのではないかな

  • ! ああ――そうね。そうだったわ。じゃあ、改めて

  • ……ああ

  • みんな、次はゲームで会いましょう!








  • ……それで、琴里。次はゲームでとは言ったが、私のルートは

  • え? あ、うん、その………………ケーキ食べたくない? 奢るわよ?

  • ……ご馳走になろう