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STORY

STORY

見知らぬ部屋で覚醒した女性
「ウィロ・マーティン」。
記憶がなく、今この場所に居る理由も不明。

自分は誰なのか。何処から来たのか。
助言をくれるAIは敵なのか、味方なのか。

機械兵器との死闘を潜り抜け、
ウィロが向かう先に何が待ち受けるのか?

主人公

ウィロ・マーティンCV. ファイルーズ あい

過去の記憶を持たない主人公。
何も思い出せないまま機械兵器との戦闘に巻き込まれるが、
身体が自然に動き出し、高い戦闘能力を遺憾なく発揮する。
閉鎖空間を無事脱出し、彼女は記憶を取り戻すことができるのか?

AICV. 諏訪部 順一

ウィロが携帯するインカムに突然話しかけてきた謎の存在。
自らをAIと名乗るその声に、何かしらの思惑を感じつつも、
つい耳を傾けてしまうウィロ。
彼は一体何者で、何故ウィロに力を貸すのか。
SOUND ONLY

ウィロとAIの会話を通して、物語は真相へと進んでいく。

  • ウィロ「ならどちら様なんだよ」
  • AI「AIだよ正確には軍事用AI、識別コードはACS/MOG-67789……いや、言ってもどうせ覚えてもらえない。忘れてくれ」
  • ウィロ「軍事用……?いや、なんでもいいや。ここどこなんだ?」
  • AI「軍の施設だよ。だから僕が出張って来たんだ」
  • ウィロ「軍……それでロボットが……?」
  • ウィロ「つまり、調査しろって?」
  • AI「そう難しいことじゃない脱出するならどうせ歩くだろ?これから見るものを教えてくれるだけでいい」
  • AI「もしかしたらこれは君にとって何かのチャンス……『蛟竜雲雨を得』ってやつかもしれないよ」
  • ウィロ「はぁ?AIのくせに小難しい言葉使いやがって!」
  • AI「ははっ、AIだって持っている知識はひけらかしたいもんさ」
  • ウィロ「まあいいや……行くかサポートは期待してねーけどな」
  • ウィロ「よし、行くか」
  • AI「大山鳴動して鼠一匹ってオチはなしにしてくれよ」
  • ウィロ「軍の建物でもやっぱネズミ出るのか?」
  • AI「ハハッ!『騒いだ割に大したことなかった』って意味だよ」
  • ウィロ「ハァ……面倒くさっ!?だったら最初からそう言え!」
  • AI「フゥーム……『雅懐』が足りないねえ……」
  • ウィロ「だ・ま・れっ!」