シンヤマト帝国


シンヤマト帝国は、キメラウイルスにより引き起こされた世界的パンデミックにより、“鎖国”と言う歴史を辿る。
今なお続く鎖国により海外からの文化の流入が少なくなったシンヤマト帝国は独自の文化を発展させている。
シンヤマト帝国の首都は主に三つの地区に分かれ、政府の主要機関が集まる官僚地区を中心に市民第壱地区市民第弐地区旧地区と放射的に広がっている。
鎖国をしていると言っても、必要最小限の国家間の繋がりは持っており、官僚地区や第壱地区に関しては海外の文化も取り入れられている。

首都

シンヤマト帝国の首都。
国家の主要機関が集まる都市。
首都郊外には特務機関ACIDを有する、国防自衛陸軍のイチノミヤ陸軍基地がある。

フジミノ空軍基地

空軍により使用されている基地。
敷地の大半は、戦闘機などの発着に用いる飛行場に占められている。

ヒヌマ発電所

首都の電力供給の一端を担う発電施設。
電力はライフラインである為、キメラが出現した際には、優先的に特務機関ACIDへ出動要請が入る

イセ重工 製造工場

船舶や宇宙開発機器などを取り扱う、国内でも有数の巨大企業が所有する製造工場





特務機関ACID


特務機関ACIDはキメラウイルスによる世界的パンデミック後、政府により設けられたキメラ迎撃の為の専門機関である。
白峰アサヒが所属する特殊部隊ワルキューレは特務機関ACID内の一部隊であり、他にも様々な部隊が存在する。
発生したキメラの迎撃の他、民間人へのウイルス対策や、対キメラ用の兵器開発、キメラの生態研究などが行われている。
特務機関ACIDには様々な施設が存在し、ワルキューレ隊の面々は宿舎に個室があり、そこで生活をしている。
他にも、司令室や開発室といったキメラ対策のための施設から、隊員たちの健康や精神のケアを行う為の回復施設や遊戯施設などもある。

キメラウイルスは男性の罹患率が非常に高く、更に年齢を重ねるほど、罹患率が上がる。
世界的に男性の人口も減少しており、このような理由から、キメラと直接対峙する特務機関ACIDの隊員は若い女性がその多くを占めている。
それでもなお、男性の隊員も存在し、白峰アサヒをはじめ、前線に立つ者も少なくない。

特務機関ACID 司令室